最近よくニュースに出ている、Googleさんの仕様変更について。

(1)”セマンティック検索”の導入

“セマンティック”って何すか?という感じだけど、「単語の実際の意味を理解するプロセス」とか、
「異なる言葉を互いに関連付けることに役立つ」とのこと。

いまいち、ピンとこないけど、たとえば、”楽天”というキーワードが、ショッピングモールの”楽天”を指しているのか、あるいは、ただの”楽天家”を指しているのか、推測するような技術を”セマンティック”と呼ぶそうです。

結果として、検索クエリに対し、より一段と適切な結果を示すようになるとか。

Googleがこの検索技術を導入する目的としては、
・検索広告の幅を広げて、売上を拡大させる。
・今後facebookが検索サービスを始めても、現状の検索市場の優位性を保てるように。
と言われております。

(2)検索のSSL暗号化

以前もこのブログで書いたけど、ついにco.jpでも導入された模様。

この目的はセキュリティの強化で、具体的には、公衆無線LANだったり、セキュリティのない通信環境等で利用する際の、セキュリティ確保が目的。

ただ、Googleアカウントでログインしていても、http://google.co.jpも今のところこれまで通り普通に検索ができて、httpリクエストを見る限り、Chromeでも、Fifefoxでも、アドレスバーや検索ツールバーを使った場合は、httpになるみたい。

とある調査会社によると、検索リテラシーの高いユーザーが主たる利用者であるサイトは、キーワード非表示になる割合も高い傾向となったそう。

(3)不正な広告の取り締まりを強化

偽造品や違法な製品の広告、まぎらわしい表現の広告、詐欺的な在宅仕事のあっせん、不明瞭な請求行為などについての広告などが取り締まりの対象になる。

これは、去年カナダの薬局が不正な広告で利益を得たために、Googleが5億ドルの罰金を支払った件が原因になってる説がある。

永江さんも言ってるけど、世のため人のため、グレーな物や詐欺的な広告はじゃんじゃん取り締まって良いと思う。