Googleが発表している、世界のスマートフォン ユーザーの利用動向調査によると、
日本のスマートフォンユーザーの45%が、スマートフォンで商品を購入したことがあるとか。

もちろん、購入ページや会員登録ページなど、個人情報を入力/表示する通信にはSSL通信が必須。
通信の仕組みは↓な風に行われる。

sslimage

(1)Android端末は、Webサーバにアクセス(https://~)し、暗号化の仕様を伝える。
(2)Webサーバは、暗号化仕様をAndroid端末へ返す。
(3)Webサーバは、SSLサーバ証明書をAndroid端末へ送る。
(4)Android端末は、端末に登録されているルート証明書を用いて、
SSLサーバ証明書の署名検証を行い、Webサーバの公開鍵を取得する。
(5)Android端末は、公開鍵を用いて暗号化した共通鍵をWebサーバに送る。
(6)Webサーバは、共通鍵を複合し、以降のやりとりは共通鍵を用いて行う。

ポイントは(4)のところで、
Android端末に登録されている「ルート証明書」をもとに、
Webサーバの「SSLサーバ証明書」を署名検証する際に、証明書エラーとなるケースがありえます。

“この証明書は信頼できる認証機関のものではありません。”
と、端末の画面に出るらしい。

そんなメッセージが出るWebサイトでは、
いっさい個人情報を入力したくなくなるし、ましてや物を買うなどできないと思うので、
SSLサーバ証明書は、Android端末の各OSに対応したものをインストールしましょう。