2011年末、スマートフォン版のGooglebot-Mobileが導入されてからはや3ヶ月。
基本に立ち返って、ポイントを整理。

・クローラーのIPからのアクセスを許容する(IPで振り分けをしている場合)

IPアドレスはこちら。フィーチャーフォンといっしょ。
72.14.199.0/25 (72.14.199.0 – 72.14.199.127)
209.85.238.0/25 (209.85.238.0 – 209.85.238.127)

・クローラーのUser-agentからのアクセスを許容する(User-agentで振り分けをしている場合)

User-agentはこちら。iPhoneに偽造してやってくる。
Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_1 like Mac OS X; en-us) AppleWebKit/532.9 (KHTML, like Gecko) Version/4.0.5 Mobile/8B117 Safari/6531.22.7 (compatible; Googlebot-Mobile/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

・スマートフォン用のクローラーと、スマートフォンのユーザーには同じコンテンツを返す

Googlebot-Mobileを特別扱いしない。
異なるコンテンツを返すと、クローキングとして判断され、ペナルティを受ける可能性がある。

・スマートフォンサイトとPCサイトを別URL(ドメイン)で展開している場合は、htmlのhead要素内に、rel=”canonical”を入れてURL正規化をする。

・サーバーの設定等、最低限の対応が済んだら、あとはひたすらコンテンツを充実させる。

なんだかんだ、これが一番重要だと思う。
オワコンとか言われてしまうサイトだと、いくらSEOを頑張ってもしょうがない。

・クローラーの対処を適切にしていれば、Googleがリダイレクトスキップをしてくれる。

サイトの作り的にPC用のページから、スマートフォン用のページにリダイレクトする作りになっていた場合、Googleさんが、リダイレクトスキップという機能で、検索結果ページから直接スマートフォン用ページに送ってくれる。

毎度リダイレクトしているとレスポンスが悪く、ユーザビリティが良くないので、そういうことをしてくれるらしい。